1 シーズン
15 エピソード
特命！刑事どん亀 - Season 1 Episode 11 指令11 霊感コンサート
往年の演歌歌手・豊橋五郎（坂上二郎）のファンが立て続けに自殺したり失踪したりしているという。ファンたちは年配者が多く資産家も多い。そして家族の知らないうちにその財産が全て消えたというトラブルも頻発。さらに事務所の社長も数ヶ月前に失踪している。亀田（西田敏行）らは豊橋の身辺を探ることに。もともと豊橋の大ファンだった亀田は事務所に押しかけ、付き人として豊橋と行動を共にする。その一方、順平（沢村一樹）と真理（黒谷友香）はコンサートスタッフとして豊橋のコンサートに潜入する。そこで２人が目にしたものは、宗教をネタにして観客の財産を巻き上げる集団詐欺だった。豊橋はラバロン教という怪しげな宗教の儀式をコンサート中に行い、集団催眠状態になった観客から資産や土地を供出させているのだった。それを実際に取り仕切っているのは豊橋の事務所の新社長になった谷津（清水綋治）とアフリカ人のロドニー（アドゴニー）。コンサートには「魔女アニトウ」や「ラバロンの呪い」という、常人には信じがたい言葉などが飛び交う。しかし豊橋自身が信仰しているという言葉や照明・音楽など、会場の雰囲気によって観客は集団催眠にかかってしまうのだ。豊橋自身は谷津に弱みを握られ嫌々ながらその片棒を担がされていたのだ。全てを知った亀田はこれ以上の悪事を働かないよう豊橋を説得すると共に、その宗教儀式を逆手にとって谷津をワナにかける計画をスタートさせる。そしてコンサートに乗り込んだ極秘捜査課は、藤島みどり（余貴美子）が魔女アニトウに化けて出現するという誰もが仰天する演出で谷津を追い詰める。
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