1 シーズン
11 エピソード
顔
家族の顔は魔法の鏡だ。彼らの顔を見ると、そこに過去・現在・未来が映っている(GAIL L BUCKLEY)人はどんなに感情を押し殺しても、喜怒哀楽の微妙な表情は顔や態度に出てしまいます。“人相に人生あり”と、人の心の奥底を見抜く能力を持った似顔絵捜査官が、当ドラマのヒロインである平野瑞穂。原作は人気ミステリー作家の横山秀夫氏が著した「顔」。「だから女は使えねえ」と馬鹿にする男たち・・・そんな旧態依然とした男社会の警察組織の中で、したたかに、ひたむきに事件と立ち向かい人を幸せにしたいと思う瑞穂。事件そのものは刑事たち警察側が解決し、瑞穂はスーパーヒロインではなく、犯罪に関わった者の隠された真情や心の闇に迫っていく・・・そんなリアリティと警察ドラマとしての骨太な視点と、同僚の刑事・西島耕輔との恋愛模様を横糸に絡めながら、二人の成長をハートフルに描きます。ハートフルでエキサイティングなサスペンスストーリーとして、余韻の残るドラマです。